LPGハイブリッド施工とは?

LPGハイブリッド車は、ガソリンとLPガスふたつの燃料(ハイブリッド)を効率よく利用して走る、次世代の自動車です。

現在「ハイブリッド」というと、電動モーターとガソリンエンジンの2つの動力源を同時に装備している車が一般的です。 一方LPGハイブリッド車は、バイフューエル(Bi-Fuel)と呼ばれる、一つの動力源(エンジン)に、複数の燃料(ガソリンとLPガス)を用いる方式を採用しています。

LPGハイブリッド車のメリット

燃料コストが安い

POINT 01燃料コストが安い

価格が変動しても、常にレギュラーガソリンの6割程度の価格で推移しています。また、LPG HYBRID車の場合はエンジンオイルが汚れにくい特徴があり、エンジンにも優しい燃料ともいえます。

エコに優しい

POINT 02エコに優しい

CO2は1/10に、硫黄酸化物は1/2に、NOxは38%もダウン。財団法人日本自動車輸送技術協会にて試験した結果、実証されました。(ケイテック社施工トヨタハイエースを使用)

災害に強い

POINT 03災害に強い

東日本大震災のときには、ガソリンの供給が滞り不足するなかでも、LPガスは供給が安定していたため、震災の翌日からタクシーを始めとするLPガス車が人や物資の輸送に大活躍しました。LPガス施設は、大地震でも安全な耐震・耐火構造になっており、過去の大災害においても地域の暮らしをスピーディーに復旧させるお役に立っています。また、平成24年度25年度と、災害時対応型石油ガス自動車導入対策補助事業として、億円単位の補助金が施行され、ますますLPGハイブリッドの需要が高まりました。

よくあるご質問

Q.ガソリン車にLPGを入れて壊れませんか?
A.タクシーもガソリンエンジンと基本構造は同じです。 本システムは、海外で日産・トヨタなども採用しているメーカーにオーダーした信頼性のあるキットで、当社と共同開発した独自のコンピュータソフトによりLPGとガソリンを適正に補正しますのでまったく問題ありません。
Q.エンジンパワーが下がりますか?
A.極端なパワーダウンはありませんので、バンやワゴンなどの貨物車および4WD車もハイブリッド化が可能です。
Q.LPGガスのボンベは衝突時に爆発しませんか?
A.国の基準をクリアしたボンベを使用します。ガソリンタンクよりも丈夫な鉄製のタンクで安全です。
そのうえ、国交省で定められた衝突安全基準に従いタンク位置を決定しています。車種ごとの専用設計のタンクで荷室容積の変更も最小限です。
Q.LPGスタンドで入れるには、なにか契約が必要ですか?
A.全国どこのスタンドでも特に必要ありません。給油もスタンドスタッフが行いますので、どなたでも充填可能です。
Q.故障が心配。。。保証やアフターサービスは?
A.保証については、メーカーの新車保証はそのまま適用されます(中古で購入時の保障継承も同様)当社のLPG HYBRIDシステムについての保証は3年間または50,000kmです。もちろんLPG HYBRIDシステム以外の故障は、ディーラーやメーカーの保証が受けられます。
「運輸局認可の構造変更車両」となりますので、ディーラーに入庫しての点検・サービスも一般車両と同じです。また継続車検も、全国ディーラー、民間(認証・指定)工場で一般車両と同じ様に受けられます。